『7つの習慣』

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今回紹介する本は、著者”スティーブン・R・コヴィー”さんが書かれた

7つの習慣です。

世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている方で、いろいろな書籍を出版されています。

その中でも、今回の『7つの習慣』は、全世界の人々に多大な影響をあたえています。

表紙にはこのように書かれています。

本の中身は、タイトルにもなっている実行すべき7つの習慣を、一つずつ丁寧に深掘りし、解説してくれています。

文字数が多く、ページ数も多いですが、各章の一つ一つの言葉に重みがあり、

読者に自然な形で7つの習慣を実行すべきと感じさせてくれます。

各章の終わりには”実践編”として、まとめてくれています。

読み進めていくと、考えかた相手との接しかたものの見かたが変わっていくのが自分でもわかってきます。

読んでいくと、『パラダイムシフト』という言葉がでてくる。

パラダイムシフトとは、それまで当然だと考えていた物の見方や、価値観、思想などが、劇的に変化することを言います。

私自身、母親が亡くなったときに、このパラダイムシフトを経験しました。

今までできなかった料理を作ったり、毎日スーパーへ行き買い物をしたり、お金の管理をしたりしたことで、物の見方、価値観など全てが180度かわりました。

この本を読まなければ、『パラダイムシフト』という言葉さえ知らず、毎日を過ごしていたことでしょう。

誰にでもあるパラダイムシフトの概念をこの本から学びました。

第五の習慣である、『まず理解に徹し、そして理解される。』という言葉もこの本から学びました。

「相手の身になって話を聴くこと。それを”共感による傾聴”という」

”共感による傾聴”とは、まず相手を理解しようと聴くことで、相手の立場にたって、相手を理解していくこと。

相手に共感し理解して、初めて自分の考え、立場を説明し、理解してもらう。

コミュニケーションとは、このような流れで作っていくことが大事だということを、この本から学びました。

”7つの習慣”を念頭に置いて日々を過ごすことはとても難しい。

だけども、”7つの習慣”を意識して日々を過ごすことは、自分の人生において、

必ず”プラス”になると断言できます。

私自身、この『7つの習慣』は、人生の教科書だと感じました。

自信を持ってオススメできる本です。

ここに来てくれた皆さんが、少しでも興味をもってくれたら幸いです。

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