『嫌われる勇気』

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今回紹介する本は、著者”岸見一郎”さんと”古賀史健”さんが書かれた、

嫌われる勇気です。

「心理学の三代巨頭」と称された“アルフレッド•アドラー”の思想をまとめられた本で、

いろんな人たちに影響をあたえています。

表紙には画像のような言葉が書かれています。

本の中身は、「哲人」と「青年」の対話形式で書かれているので、とても読みやすく、

重要な言葉は太字で書かれています。

私がとくに心に残った言葉が”課題の分離”という言葉。

”課題の分離”とは、『「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していくこと』と書かれています。

『他者の課題に土足で踏み込まないこと』、『自分の道は自分で決めること』、『その選択は”あなた自身”が決めたこと』

それが”課題の分離”であると。

たとえ親であっても、子の道を遮ってはいけない。

親がしてあげれるのは、最大の”援助”だと書かれていました。

たしかに『自分の人生は自分のもの』なので、凄く納得したのを覚えています。

親が決めたレールの上を走るのは、親の人生であって、子の人生ではない。

だれもが自由に自分の行先を選択できる。

この”課題の分離”はとても大事なことだと、私自身感じました。

その他の内容は”怒りの感情の話し”、”あの人を信じ尊敬する”など。

読み進めていくにつれてアドラー心理学に共感し、感銘を受け、

今まで生きてきた”考え方”が、180°変わる感覚を覚えました。

読み終えたあと、強烈に頭に残っている言葉は、

『いま、ここ』

という言葉。

過去や未来を考えるのではなく、『いま、ここ』にスポットライトを当て、

「いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくこと」ということ。

人間は生きていれば必ず”壁”にぶち当たります。

そんなんときに役立つ『言葉』『考え方』が、この本には書かれています。

表紙に書かれていたように、『処方箋』として私たちに教えてくれます。

管理人として、本当にオススメできる本です。

この記事を読んでくれた全ての人たちに、少しでも興味がでてもらえたら幸いです。

ぜひ、書店で探してみてください。

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